タイムコーディネート手帳とは?
女性起業家の皆さん、どんな手帳を使ってますか?
私は今年から、タイムコーディネート手帳(TC手帳)を使っています。
タイムコーディネート手帳とは、シリーズ累計90万部を突破した『時間の超基本』監修者であり、タイムコーディネーターの吉武麻子さんがプロデュースされた手帳。
時間は管理するものではなく、自分に心地よいようにコーディネートしていくもの、という考えのもとに作られています。
昨年、クラウドファンディング(CF)でスタートされ、私はCFでこの手帳を手に入れられた方の投稿でTC手帳のことを知り、すでにCITTA手帳も購入済みだったのですが、ビビッときたので即購入。
とても気に入ったので、来年の分も予約し、昨日手元に届きました。
CITTA手帳時代
それまでは5年間、最近かなり人気になったCITTA手帳を使っていました。
CITTAに出会うまでは手帳ジプシーで、いろんな手帳を使ってみましたが、うまく使いこなせずにいました。
たまたま次女妊娠中にCITTA手帳に出会い、手帳講師という肩書きの方とも出会い、ようやく手帳との付き合い方が少しずつわかるようになり、毎年当たり前のようにCITTA手帳を買うようになりましたが、「ワクワクリスト」を使いこなせないのが長年の悩みでした。
この、昨年初めの記事でも書いている通り、長期的なプランニングが苦手だった私。
そこにピタッとハマったのが、TC手帳というわけです。
TC手帳の中身
CITTA手帳は、
- 年表
- ガントチャート
- マンスリー
- ワクワクリスト
- 24時間バーチカルのウィークリー
- フリーページ
という構成ですが、TC手帳もマンスリー、24時間バーチカルのウィークリー、フリーページというところは同じです。
特に、マンスリーはCITTA手帳とほぼ同じ。
2ヶ月見開きで、六曜が入っており、一粒万倍日、天赦日、満月と新月のマークが入っています。
そしてそれ以外に、
- 5つの「私」役割シート
- VISION逆算シート
- 3ヶ月プロジェクトシート
という独自のページがあります。
5つの「私」役割シート
使い方ガイドでも、一番最初に書き込みましょうと書かれているのが、この『5つの「私」役割シート』です。
誰でも「役割」は一つではありません。
ママ起業家は特に、仕事をする自分以外にも、母として、妻として、など、役割がたくさん。
限られた時間を、どの役割にどれだけ分配するか、が肝と言っても過言ではありません。
TC手帳にも
時間の使い方=生き方です
タイムコーディネート手帳
と書かれています。
現状がどんな状態で、1年後の理想や3年後の未来はどうありたいか、を言語化できるようになっているのがこのシート。
24時間から睡眠時間を除いた残りの時間をどのように分配するか、具体的な数字にすることが、時間をコーディネートする第一歩なのかな、と思います。
VISION逆算シート
私のお気に入り、VISIONのページ。
新しいものはこのシートがバージョンアップしていました!
2022年版では、VISIONとRULE(≒VALUE)の2項目だったのですが、2023年版では「VISION」「MISSION」「VALUE」という3項目に。
隣のページの3ヶ月ごとのページと合わせて、MVVBが全て記入できるようになっています。
ミッションやビジョンって、夜中の3時に叩き起こされてもすぐ言えるくらい、自分の中に浸透させておかないといけない、と言われたことがあるのですが、これというものがバシッと決まるまではなかなか難しいものです。
でも、手帳にこのページがあることで、いつでも自分の想いを言語化したものを目にすることができるので、少しずつ自分の中に浸透させることができるし、迷ったときもここを見てブレずに進めることができるのです。
また、右側のページでは、1年を3ヶ月ごとの4パートに分けて、達成したいことを書くことができます。
1年というスパンは長く、1ヶ月という単位だと短すぎることもあります。
1年を通してやりたいことであっても、4つに分けてそれぞれのパートでの目標や具体的プロジェクトを決めることで、現実化に向けて動きやすくなる、というわけです。
また、自分の進みたい方向がしっかり定まってないと、この4パートの後半が書けません(経験談)。
一番最初のステップ、5つの「私」役割シートやVISIONのところがしっかり書けていて初めて、1年間で何をやっていくか、3ヶ月ごとにどうステップアップしていくか、が明確になります。
もちろん、途中での軌道修正もありですが、まずは年の初めにここがしっかり書けるかどうか、がその後の動きにつながることは間違いないです。
3ヶ月プロジェクトシート
行動に移すための次のステップが、この『3ヶ月プロジェクトシート』。
TC手帳の肝と言えるページだそうです。
VISION逆算シートで書き出したプロジェクトを、実現していくためのスモールステップに落とし込みます。
大体のスケジュール感を掴むのがこのシートの役割です。
一番下に、細かいタスクが書き出せる欄もあり、ここで書き出したタスクをウィークリーで先に時間を確保しておくことで、目の前のToDoに追われることなく、達成したい目標に辿り着けるというわけです。
3ヶ月がそれぞれ上旬・中旬・下旬に分かれていて、縦に通して見られるので、「この時期はちょっとタスクが多いな」などと俯瞰で見て調整できる点も優れているなーと思います。
24時間バーチカルウィークリー
ウィークリーは、見開き1週間の24時間バーチカル。
自分の24時間をしっかり把握できるこのタイプ、使い始めるともう他のタイプには戻れません。笑
右ページの半分、上部はタスクスペースになっていて、ただタスクを書くだけじゃなく【期限・見積・結果】を書く欄があるところがポイント。
期限を決める、というのはCITTA手帳でも言われていることですね。
さらに、見積もり時間と実際にかかった時間を書き出すことで、タスクにかかる時間を少しずつ掴めるようになり、タイムコーディネートがしやすくなるそうです。
そうです、と書いたのは、今年の私はなかなかそこまでできていなかったから。
あと、タスクスペースの下部は振り返りスペースになっていて、【成果・改善・手放し】がそれぞれ書けるようになっています。
振り返りの時間を週末のうちにちゃんと取ること、とワークショップでもお話しされていました。
この部分がなかなかできていないのですが、結局は「手帳タイム」をちゃんと取るかどうか、ですよね。
この手間を惜しまずやることで理想の未来につながる
タイムコーディネート手帳
書かないのが当たり前、になりつつありましたが、この機会に少しずつでも変えていきたいところです。
ボールペンかフリクションペンか
CITTA手帳では、「手帳はボールペンで書くこと」と言われていました。
綺麗に書く必要はないし、履歴全てが自分の人生だというわけです。
ということで私もボールペンJETSTREAMを愛用しています。
ところがタイムコーディネート手帳の考案者、吉武麻子さんは、フリクションペンを使ってらっしゃいました。
例えば3ヶ月プロジェクトシートなど、半年くらい経つと、年の初めに立てた計画からは変わってくることもあります。
進捗状況で予定が前後していくことも。
今年の私なんて、前半はかなり紆余曲折していたので、プロジェクトシートも修正だらけ。
VISIONも修正したくて修正テープで思いっきり上書きしました。
あまり修正が入ると見にくくなったりするので、変更の可能性がある『VISION逆算シート』の右側や『3ヶ月プロジェクトシート』はフリクションペンで、それ以外のところはボールペンで書くのがいいのかな、と思っています。
タイムコーディネート手帳を手に入れるには
現在、2023年度版のタイムコーディネート手帳が販売されています。
タイムコーディネート手帳2023年度版(2022年10月はじまり)〜ワークショップ無料ご招待つき〜
8月23日(火)までに購入すると、全4回のTC手帳ワークショップが無料で参加できるそうです。
手帳の使い方はもちろん、時間についての考え方を知れたり、グループに分かれて発表し合う時間があったり、とても有意義な時間で、録画視聴もできます。
せっかくのチャンスなので、ピンときた方はぜひどうぞ!
いつでも投げ銭大歓迎♬