大事な発表があります!
ママになって最初の2年間
私は、2011年9月に長女を出産し、2013年9月から会社員として社会復帰しました。
その頃、夫が腰の手術をしてしばらく働けない時期があり、「だったら私が!」と思い立ったのが就職したきっかけ。過去にも経験のあったECの会社に育休含めて約4年半所属し、丸3年勤務しました。
その後、長女の小学校入学を機に会社を辞め、個人事業主となったのですが、長女出産後、会社員となっていわゆる「ワーママ」になるまでの2年間は、のんびり専業主婦をしながら、mixiをきっかけに繋がったママ友が作った「ママサークル」に参加し、よく遊んでいました。
「親子サークル」や「子育てサークル」ではなくて『ママサークル』と言うだけあって、ママたちが楽しく遊びたくて集まっているようなサークルでした。もちろん、みんな0~1歳児をもつママばかりだったので、子どもも一緒に楽しめる内容ばっかりだったのですが。
ママサークルを作った友達は、そんな活動をしている理由として「親子カフェを作りたい」という夢があることを教えてくれて、私もそこから「自分がやりたいことをやろう」と自分ができることを考え始めました。
大好きだった仕事
私は以前、30歳前後の頃、小さな編集プロダクションに勤めていて、当時京都市内で配布されていた、Ciao(チャオ)というフリーペーパーのワンコーナーを担当していました。「輝く大人のライセンス」という、京都で頑張っている人を毎回1人取り上げて紹介する、というコーナーです。
ネットで探したり、紹介してもらったりしてアポを取り、取材して、記事にする。読者の声はともかく、取材した方々には記事は好評で、いろんな方のお話を聞けるのもとても楽しかった。大好きな仕事でした。
ただその当時、その会社にずっといる将来が見えなくて、また、ずっと趣味でやっていたWebを仕事にすれば、結婚して子どもができても家で仕事ができる、と思い、編プロを3年ほどで辞め、Webの仕事へ転職。
当時はまだWebメディアというものの存在は薄く、いわゆる制作会社でWebデザインをするか、EC系が主な就職先。私は、派遣で超大手企業のWeb室に勤務した後、知り合いの紹介でECの世界へ。出産前まではその会社で働いていました。ページを作るのも嫌いではなかったけど、販売と直接関係のない内容でメルマガを編集していた時が、やっぱり一番楽しかったように思います。
フリーペーパーから広がる夢
話はママサークルに戻ります。
編プロでの経験を活かしたい、と思い、提案したのが、サークルのフリーペーパー作り。毎回1人のママを取り上げて取材、記事にしたり、あとはイベント予定の告知を載せたり。
普通のA4サイズの紙に家庭用プリンターで印刷した2つ折り4ページのささやかなものでしたが、自分がやりたくてやっているので楽しさしかありませんでした。
結局は、数号出したところで前述の通り私自身が就職することになり、フルタイム勤務だったのでとてもじゃないけどそこに時間を割けなくなり、終わってしまったのですが、作っている時期に色々と夢は広がっていたようで、実は「事業内容」というタイトルのメモを残していました。
就職してから、そんなことはすっかり忘れていたのですが、当時からデジタル派だった私は、Evernoteというサービスを使っていてそこにメモを残していたので、会社員を辞めて個人事業主になってから、ある日たまたま、そのメモを発見しました。
その内容が、こちら。
- 地域の子育て情報誌
- コミュニティサイト運営
- ママ&キッズ向けイベント
- 託児付きママ向け講座(育児・起業・自分磨き)
- ママサポート事業(相互一時預かり)
- 親子カフェ
フリーペーパーを地域の子育て情報誌に育て、そこからコミュニティサイト運営など、広げていくことを考えていたみたいです。友人と一緒に「親子カフェ」を経営することも。
実はずっと変わらなかった
会社員を辞めた私は、育休中にすごくお世話になった、くずはの「穂の時間」さん(ママのための講座コミュニティ・現在は活動を休止されています)をイメージして、ママのための活動をしたいと考えました。
と言っても始め方がわからず、とっかかりとしてママとベビーのヨガ®︎の資格を取り、ママヨガ講師になりました。今思えば、肩書きがないと不安だったのかもしれません。
そうしてレッスンを重ねていく中で、少しずつ、子育てママ向けの講座主催をしたり、ママイベントの主催をしたり、と活動内容を広げていったのですが、実は、ママヨガ講師の資格を取った頃、Webで子育て情報の発信もしたいと考え、「matsuiyamate-mama」のドメインを取得、WordPressサイトを立ち上げようと四苦八苦していました。
結局は、KYOTANABE-MAMAさんという、今もInstagram中心に子育て情報を発信されている方が、同時期に同様のサイトを始められたのを知って、私はやめてしまったのですが…。(とにかく始めるのが大事!という教訓になってます。)
あ、このKYOTANABE-MAMAさんはその後、ママヨガのことなども発信していただいて大変お世話になっているお知り合いなのですが。
とにかく、そうやってママのために活動を始めたこの時期には、前述の「事業内容」メモの存在に気づいていませんでした。気づいたのは多分、もっと後だったと思います。
でも、完全に忘れていたこのメモを見て、驚きました。コミュニティサイトだったり、講座だったり、自分がやってきたことに近いことが、色々と書かれていたからです。
一度また離れたけれど
その後、ママのための活動もしながら、仕事のメインをWeb関係へと移し、今。
この1年はコロナもあり、講座やイベントの主催も一切やりませんでした。Webの仕事もそれなりに入ってきていたし、対面の講座やイベントはリスクも大きく、それを越えてまでの「やりたい」気持ちが起こらず、やめてしまおうかな…とも思っていました。
しかも、Webの仕事も、これまでは繋がりのある起業ママさんからのご依頼がほとんどだったのですが、今年に入って別のルートからご依頼をいただくようになり、もはや「ママ」というのを肩書きやプロフィールに入れるのもやめようか、とまで思っていました。
なのですが、ここに来てやっぱり、「ママって楽しい!」をすべてのママに、という自分のミッションを大切にしたい、という想いが湧き上がって来ています。
その理由は幾つかあるのですが、それに関してはこれからまた少しずつ、活動したり発信したりしていきたいと思っています。
このミッションを大切に、今自分がやりたいと思っていることを一つ一つ実現して大きくしていけば、結局は上に書いた「事業内容」が実現するかもしれないことに気がつきました。
そして、これまで自分がやってきたそのどれもが、経験になっていたりヒントになっていたりして、ひとつも無駄じゃなかったな、と。
「にじいろのふうせん」から「ママ’sコネクト」へ
これまで、最初に始めた地元でのママ向けの活動は「にじいろのふうせん」という屋号で始め、Webの仕事を始めてから、Web上でママ向けに発信するサイトを「ママ’sコネクト」と名付け、自分自身は個人名で活動をしていましたが、結局すべての活動はつながっていました。
開業届は「にじいろのふうせん」で出していて、色々とモヤモヤしていたのですが、実は先日、開業届を再提出しました。
開業届は屋号や業務内容が変わっても修正や再提出の必要はないらしいのですが、とある理由があって再提出することにしたので、思い切って屋号も変更。
地元では「にじいろのふうせん」として主催していたので、徐々に変更を周知していこうと思っていますが、「ママとママをつなぎたい」という気持ちがわかりやすく伝わる屋号になったのではないかな、と思っています。
ママ’sコネクトのにしがきゆうこをこれからもよろしくお願いします♬
いつでも投げ銭大歓迎♬