ビジネスに学びは不可欠
ビジネスをしていく上で、常に学びは不可欠です。
さまざまなことが常にアップデートされていく世の中で、学ばないこと=その場に立ち止まることは、すなわち後退につながります。
ビジネスのために学ぶべきことは2種類あって、1つは専門分野の学びです。
同業者があふれる今の時代、自分の専門性が低ければ、選んでもらうことが難しくなります。
と言うと、これから新しいことで起業しようとしている方にとっては打つ手がないように思われるかもしれませんが、そうではありません。
専門性は掛け算でオリジナリティが出せるので、複数の専門分野を磨いていくことで、唯一無二の専門性を出すことが可能になります。
もう1つの学びは、マーケティング。
ビジネスにおいて、お客様と出会い、お客様に選んでもらう仕組みづくりであるマーケティングの知識は必要不可欠。
でも、私を含め、多くの人がマーケティングについて学ばないまま起業するので、その基本を学ぶことは必須です。
また、WebやSNSを使ったマーケティングにおいては、そのツールに関しても日々、新しいものが出てきたり、新しい使い方が一般的になったり、と進化しているので、学び続ける必要があるのです。
学びを結果に変えるためにやるべき5つのこと
学ぶことが必要なことは分かっていて、学ぶ時間をとっていたとしても、それをすぐに結果に出せる人とそうでない人がいます。
それは、経験やスキルの違いだけではなく、学び方の違いにも影響されるのです。
同じように時間やお金をかけて学ぶなら、早く結果に出したいですよね!
学びを結果に変えるためには、その学びの前後にやっておくべきことがあります。
ビジョンとマイルストーンを決める
まず大前提として、こうなりたいという「理想の未来」があり、そこへ向かうために「学び」が必要、ということです。
その「理想の未来」を具体的な「ビジョン」として定めることで、そこへ至るまでの「マイルストーン」=そのとき必要な学びが明確になります。
ここを明確にしておかないと、「これが必要そう」「やっぱりこっちかも」と回り道をすることになってしまうのです。
もちろん、途中でビジョンが変わることもあるので、その時はマイルストーンを置き直すことも必要ですね。
目的の明確化
必要な学びが明らかになり、本を購入したり、セミナーに申し込んだりという具体的なアクションが起こせたら、事前に「目的の明確化」をしましょう。
なぜその学びをするのか?何のために学ぶのか?ということを言語化しておくのです。
受講することで満足していては、結果につながる日は決して訪れません。
できるだけ具体的な目的を設定することで、具体的な結果が手に入るようになります。
例えば、インスタのリール講座を受けるなら、「リールの投稿ができるようになること」「リールの投稿頻度を上げること」「リールでのリーチを増やすこと」などが目的になります。
もっと具体的に、「週に1回しかできていなリール投稿を週3できるようにする」「リーチを50%アップする」といったような目的を設定すると、「そのためにはどうすればいいのか?」という考えを持って受講することができるので、より具体的な成果が手に入るようになるのです。
具体的な目的を決めたら、しっかりと書き出すことも大切です。
予習(課題と解決策の整理)
学びの目的が設定できたら、さらにその学びを結果に結びつけるために、予習をしましょう。
学びのテーマに対する自分自身の課題を明確にし、さらには考えられる解決策を整理します。
実際の学びの場は、その答え合わせ、というわけです。
先ほどのリール講座の例で言うと、ネタが浮かばない人と動画編集に苦手意識がある人とでは、一つの講座の中でもより注意して聞くべき部分が異なります。
また、ネタ探しの解決策としていくつかの候補を挙げておけば、自分の考えた候補が出てこなかった場合に「これはどうですか?」と質問を投げることもできますよね。
自分の課題がどこにあるのか?解決策として考えられることは何か?を事前に明確にしておくことで、学ぶ姿勢が受け身ではなく主体的になり、より効果的な学びができるようになるのです。
復習と実行
人は何かを学んだ後、1時間後にはその56%、1日後には67%、2日後には72%を忘れてしまいます(エビングハウスの忘却曲線)。
学んで満足していては、そのほとんどを忘れてしまうわけです。
せっかく時間やお金を費やして学んだのだから、できるだけ結果に繋げたいですよね。
そのためには、学びの直後に復習をすることがとーっても重要です。(1時間後には半分以上忘れちゃうわけですから!)
理想は、学びの時間の直後に1時間、振り返りのための時間をとっておくこと。
そこで、メモをまとめ直したり要約したりして、可能ならすぐにSNSやブログでアウトプットする。
実行できることは、直ちに実行する。
- 仕事の依頼が来てから必要なものをインプットする
- インプットしたものをすぐに商品として提供する準備をしておく
- 実践の場(健全な強制力)があるところで学ぶ
といったような方法で、アウトプット前提のインプットを行うことも、学びを加速させ、結果に結びつけるポイントになるでしょう。
期限の設定
学びの直後の復習と実行はとても重要なのですが、何でもすぐに実行できるとは限りませんよね。
その場合、「いつまでにやるか」という期限を設けることが大切です。
期限を設けないと、いつまで経っても実行に移せず、結果、インプットしただけに終わってしまいがち。
確実にアウトプットし、結果に結びつけるために、期限を決めて実行しましょう。
日々の成長を心がける
仕事に家庭にと忙しい女性起業家にとって、学びを深めるということが時に難しく感じることもあるかもしれません。
でも、毎日0.2%の成長でいい、と言われると、出来そうな気がしませんか?
毎日0.2%ずつの成長を心がけてみると、現状が100だとして10日後には101.8、365日後には207.3に。つまり1年後には2倍になります。
学びは複利で増えていくので、少しずつでも毎日の成長を心がけることで、大きく成長していくことができるのです。
私も、こうやって書いていますが、全部できているわけではありません。
先日、勉強会で学んだ内容を、アウトプットのためにまとめました。(実践大事!笑)
しかも、なんだかんだで3日もかかってしまいました。
それでも、やらないよりやる方が、間違いなく成長できると言えますよね。
ビジネスを成長させていくために、昨日の自分より0.2%の前進を心がけていきましょう!
いつでも投げ銭大歓迎♬