【自己探求08】初めての就職での苦い経験

もくじ

初めての正社員になってから辞めるまで

25歳で初めての就職

大学生の時に就職活動をしなかった私は、新卒で就職した経験がありません。アルバイトを色々と経験した後、初めて就職したのは25歳の時でした。子ども英会話スクールの学校マネージャーという仕事です。全国規模の会社でしたが、エリアごとの採用で、私は関東に行きたかったため、関東エリアで応募・採用されました。基本的には1人1校任され、生徒管理・講師管理から新規申し込みのための営業販促活動まで、なんでもやるという仕事でした。

最初に会社の研修施設で泊まり込みの研修がありました。周りに何もないようなところでの軟禁状態です。そこで、教室運営の一通りを学び、体験レッスンからのクロージングについては、ロールプレイの研修があり、最終テストまでありました。テスト前の一夜漬けは得意だったからか、最終テストは高評価で終わることができました。

いきなり1人で任されて

研修での評価が高かったため、初めての正社員にも関わらず、いきなり一つの教室を任されることになりました。サブマネージャーさんの方が社会人経験もある年上の方だったので、その方とうまく連携が取れればよかったのですが、それまでは飲食の接客業のアルバイト経験しかなかった私にとって、ゼロからのスタートはとても大変なものでした。

これは後から気づいたことですが、アルバイトだと目の前の仕事をこなすことが主な仕事なので、仕事を俯瞰して優先順位をつけるということができなかったのです。「目の前のことからやる」というやり方をしていた結果、当然ながら数字が全然上がリませんでした。実質営業職のような感じで、毎月の新入会の目標数値も設定されていたのですが、それとは程遠い数字になっていました。でも、当時の私は、何がダメなのかも全くわからず、ただがむしゃらに目の前の仕事をこなしていくだけでした。

2ヶ月で異動

がむしゃらにでも、少しずつ正しいやり方に気づければよかったのですが、数字ありきの会社だったため(だからこそ経験がなくても途中入社できたのでしょうけど)、2ヶ月ほどですぐに別の教室へ異動させられることになりました。神奈川県から千葉県の引っ越しを伴う異動です。入社時には私に大きな期待を寄せてくださっていた上司に失望され、関東でも管轄の異なる西から東への移動。ショックを受け、自信をなくすと同時に、最初に正しい判断・配置をしてもらえなかった、という会社や上司への不信感も生まれた出来事でした。

そのときは、実績のあるマネージャーの元でサブマネージャーとして仕事の手順を一から教えてもらいました。会社の体制ややり方には文句を言いながらも、自分の考えをもって優先順位をつけて仕事をこなしていく姿に感銘を受けると同時に、自分の世間知らずさ、社会人としての甘さといったものを身に染みて感じました。

クレームからの退職

そこで2ヶ月勤務した後、もう仕事は覚えただろう、と思われたのか、千葉県内の別の教室へ。再びマネージャーになりました。ある程度、仕事のやり方は覚えてできるようになっていたのですが、数字が上がらなければ数ヶ月で異動になる会社にすでに不信感があり、また自分自身に対しても自信がなかったため、集客ができてもクロージングがうまくいかず、やはり数字がなかなか上がりません。職場の人間関係は良かったので、楽しく仕事できていたのですが、目標数値は達成できないままで、毎日の上司への電話報告が辛く、日に日に仕事が嫌になっていきました。

一度嫌だと思うと、嫌だという気持ちばかりが募るタイプなので、仕事に身が入らず、数字も上がらないという悪循環。もう辞めよう、と思い、3ヶ月後に退職したい旨を上司に伝えました。それから数日後、以前からクレームの多かった保護者に、ちょっとしたコミュニケーションの取り方の問題からクレームを受けるということが起こりました。とある検定試験の推奨受験年齢に少し満たない生徒さんだったので「(受けても)受けなくてもいいですよ」とお伝えしたつもりが、保護者から本部に「受けるなと言われた」というクレームが入ったのです。「辞めたいと言ってたよね」と言われ、3ヶ月後どころかすぐに退職することになってしまいました。

その時の感情と後からの反省、気づき

退職した時の気持ち

とにかく無茶苦茶な会社だな、というのがその時の一番の気持ちでした。異動に次ぐ異動からの解雇のような退職。普段は顔を合わせない、教室管轄の日本人の先生たちにご挨拶する間もなく、もちろん生徒さんの保護者の方々にご挨拶する間もなく、退職に向けて準備もできず、住んでいたところは会社が借りているレオパレスだったので、そこもすぐに退去させられました。

会社と仕事が嫌で嫌で仕方なかったので、辞められて清清した気持ちもありました。でも、せっかく実家を出て正社員として就職したのに、1年も続かなかった自分が情けなく、人並みのこともできないのか、と自分自身に失望もしていました。

後からの反省

そのずっと後になって、他に色々な仕事を経験してからは、また色々と思うことがありました。先ほども書いた通り、アルバイト経験しかなかったので、目先の仕事をこなすことしか知らなかったことは、仕方がないとも思えるけど、教えてもらえるまで優先順位をつけるという視点がなかったことは恥ずかしくも感じました。

嫌だという気持ちでいっぱいになってしまったのでクロージングも上手くいかなかったのは必然とも思えるけど、もし気持ちを切り替えることができていたら変わっていたのではないか、今またあの仕事をすればもう少し上手くやれるのではないか、と考えたこともありました。

今だからこその気づき

就職活動もしていなかったので、そもそも自分のことを深掘りする経験もしていなかったこと。自分が仕事を通じてどのような自己実現をしたいか?正社員として自分が会社にどのように貢献できるか?という視点が全くなかったこと。これは、後の会社員生活の中でも気づいていなくて、今になって振り返って気づいたことです。

ゼロベースでスタートを切れる(と少なくとも私は思っている)新卒採用のスタートラインに立たなかったことで、スキルありき、つまり「自分にできることは何か?」という視点でしか仕事について考えることがありませんでした。

会社の駒の一つとして働くのなら、それでも問題ないのかもしれません。でも、起業するならその視点がないと迷子になる一方で、必ずどこかで必要になってくることだし、会社に勤めていたとしても、そも視点があるとないとで働き方が全然変わってくると思います。

「自分が仕事を通じてどのような自己実現をしたいか?」ここを今一度、しっかり見つめ直して言語化していきたいと思います。

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